知ってた?ウォーターサーバー会社の数だけ水に違いがある!
ウォーターサーバーの導入を検討するとき、なんと言っても気になるのはお水についてでしょう。ひとくちに「水」と言っても、採水地や環境・処理方法などによって成分や、味わいも大きく異なります。
毎日体に入れるお水だからこそ、「どういう水」なのかということは絶対に知っておきたいですよね。
ウォーターサーバーを扱っている会社は80以上!
ところで、ウォーターサーバーを扱っている会社ってどれくらい存在しているのだろう?と気になったことはありませんか?とある調べによると、2015年4月段階でおよそ80社あると言われています。それだけの数の中から名前を耳にしたことがあるメーカーは、おそらく指で数えられる程度でしょう。
コマーシャルや雑誌、各メディアへ前面に打ち出しているメーカーもあれば、地域密着型、セールスプロモーションを行い全国展開している企業なんかもあり、実にさまざまなメーカーがあります。
つまり、会社の数だけ工場(製造)環境もあり、処理方法もあるのです。「どの水を選べばいいか」を考えたときに、お水の違いを知っておくことに損はなし!下記でしっかりとおさえておきましょう。
天然水とRO水の違いを知ろう!
ウォーターサーバーのお水は大きくわけると「天然水」と「RO水」の2種類。ウォーターサーバーを提供しているメーカーは主にこの2種類を取り扱っています。天然水ならまだしも、「RO水って何なの?」と聞きなれない言葉に戸惑いを感じる方は少なくないかもしれません。
「天然水」と「RO水」の違いは、採水地や処理方法で分かれてくるため簡単に表にまとめてみました。
| 天然水 | RO水 |
◆採水地 | ・特定された水源より、採水された地下水 | ・水道水や井戸水など |
◆処理方法 |
・ろ過・沈殿・加熱殺菌、もしくは下記の処理を行ったもの。 .ミネラル成分の調整 |
・RO膜(逆浸透膜)と言われる、0.0001ミクロンの超微細孔である特殊フィルターを使い、分子レベルまで徹底的にろ過をした水(メーカーによっては、ろ過後にミネラル成分を配合する場合あり) |
以上の表内容から、RO水は間違いなくキレイで安全な水であり、純粋に近い状態にミネラル成分を配合して作る人工的な水と言えます。
対して天然水は、自然環境によって長年にわたりろ過されてきた水と言えるため、不純物を取り除くだけでミネラル成分を後から添加するといったこともないため、そのままの風味が味わえます。
天然水はいくつかの種類にわけられる
上記において、水はいくつかの種類にわけられることがお解かりになったかと思います。さらに深く言うと、原水や処理方法によっては、「天然水」がさらに細かく分類されていくのです。下記にまとめる分類名称は、ペットボトルでお水を購入するときにも、必ず品名として記載されているため要チェックと言えるでしょう。
お水の分類 | 原水 | 処理方法 |
◆ナチュラルミネラルウォーター |
・特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留。 または、無機塩類が溶解したもの。 | ・ろ過・沈殿・加熱殺菌に限る |
◆ナチュラルウォーター | ・特定水源より採水された地下水 | ・ろ過・沈殿・加熱殺菌に限る |
◆ミネラルウォーター | ・ナチュラルウォーターの原水と同じ | ・ろ過・沈殿・加熱殺菌、もしくは下記の処理を行ったもの。 .ミネラル成分の調整 |
◆ボトルドウォーター | ・純粋・蒸留水・水道水など | ・処理方法の限定なし |
RO水の処理方法はメーカーに委ねられている
天然水についてはここまでの内容でおさえられたかと思います。ちなみにRO水は「ボトルドウォーター」に該当します。処理方法が細かく定められていないため、各メーカーにどのような処理を行うかが委ねられているのが特徴です。
まとめ
ウォーターサーバー会社はどれくらいの数で存在しているのかといった話から、「天然水」「RO水」といった種類の違いについても紹介してきました。これからのウォーターサーバー選びに生かすことはできそうでしょうか?
今回この記事に興味をもっていただいたように、他にもウォーターサーバーについて積極的に情報収集をしてみましょう。きっとこれからのライフスタイルが楽しくなるはずですよ。