糖尿病の予防として期待?注目ミネラル「バナジウム」が体にいい3つのポイント
バナジウムとは、カルシウムやマグネシウムといったミネラルの一種です。
人の体に必要なミネラルは、現在、全部で16種類あると言われていますが、バナジウムはその中には含まれていません。
しかしバナジウムは、生体内の酵素の構成に加わっているのが多数確認されています。
ホヤ、ベニテングダケ、藻類、エビ、カニなど、さまざまな生物から検出されています。
また、バナジウムは、原油、重油の中に多く含まれています。原油、重油の燃焼中に、毎年10万トンレベルで大気中に放出されています。
1988年、バナジウムは玄武岩の地盤の地下水や伏流水に含まれていることがわかりました。(山梨県環境科学研究所、立教大学原子力研究所発表した「水系別の水野成分研究」より)
体にいいポイント1.糖尿病の予防として期待
バナジウムは、インスリンに似た働きをすることわかってきました。
インスリンとは、血液中のブドウ糖(血糖)の値を下げる働きがあるホルモンです。血糖の量は食事をすると増え、1~2時間をピークに減っていきます。
血糖の量は食事のほか、さまざまな原因によって変動をします。健康な人の体内では、インスリンによって変動する血糖が上手にコントロールされており、いつも一定の幅の中で保たれています。
なんらかの理由でこの調節機能が働かなくなると、血糖が一定の値を超えて高い状態が続きます。これが糖尿病です。
糖尿病は大きく、Ⅰ型糖尿病とⅡ型糖尿病の2種類に分類されます。Ⅰ型糖尿病は、先天的な理由またはウイルス感染などが原因で、インスリンがまったく分泌されなくなることで引き起こされます。一方Ⅱ型糖尿病は、インスリン分泌されているが効き目が悪くなることで引き起こされる糖尿病です。日本人に多い糖尿病は後者のⅡ型糖尿病です。主に過食、運動不足、ストレス、肥満などが原因で、糖尿病の95%を占めています。
バナジウムは、この糖尿病の予防や治療薬になるのではないかと注目されています。
体にいいポイント2.動脈硬化の予防
バナジウムは脂質の代謝を促進し、コレステロールの合成を抑制する作用があると言われています。
動脈硬化とは、文字通り動脈が固くなることです。動脈には、そのしなやかさで心臓から血液を送り出す役割があります。動脈が硬くなってしまうと、血液をうまく送り出すことができず、心臓に負担をかけてしまいます。
バナジウムが不足すると、コレステロールの動きが悪くなり、脂質の代謝が悪くなります。その結果、血管にコレステロールが蓄積されやすくなり、動脈硬化を引き起こす危険性が高まってしまいます。
体にいいポイント3.むくみを予防・改善
むくみの原因となっているのは、ドロドロの血液です。バナジウムを摂取すると、血糖値を低下させ全身の血流をよくするため、むくみの予防や改善につながると言われています。
バナジウムが含まれている食品
バナジウムは、ミネラルの一種ですので、体内で作ることができず、食事で摂取するしかありません。
バナジウムが多く含まれる食品は、牛乳、そば豆腐、エビ、イワシ、ワカメなどです。
※バナジウムが人に及ぼす作用・効果はまだ研究中であるため、ここに書かれている内容はその効果などを保証するものではありません。
バナジウムが含まれている天然水はこちら
バナジウムを含有している天然水ウォーターサーバーをピックアップしました。ウォーターサーバーであれば、毎日のお水も手軽に飲むことができます。ぜひ参考にしてみてください。
No | 商品名 | 採水地 | 処理方法 | 硬度 | ph値 | バナジウム | カルシウム | マグネシウム | ナトリウム | カリウム |
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プレミアムウォーター | 富士吉田 | 山梨県 | 非加熱 | 25 | 8.3 | 91 | 6.4 | 2.2 | 6.8 | 1.2 |
フレシャス | フレシャス富士 | 山梨県 | 加熱 | 21 | 8.3 | 85 | 5.7 | 1.9 | 5.2 | 0.7 |
富士の湧水 | 富士の湧水 | 山梨県 | 加熱 | 24 | 8.4 | 80 | 6.2 | 2.1 | 5.3 | 1 |
コスモウォーター | 天然水コスモウォーター (静岡採水地) | 静岡県 | 加熱 | 68 | 7.7 | 58 | 19 | 5.2 | 21 | 3.6 |
うるのん | 富士の天然水さらり | 静岡県 | 加熱 | 29 | 8.1 | 50 | 7.7 | 2.4 | 5.5 | 1.1 |