引っ越しが決まった際、現在自宅で利用しているウォーターサーバーはどのようにすればいいのでしょうか？ウォーターサーバーの運搬はメーカーに頼まなければいけないのか、それともテレビや冷蔵庫などと一緒に引っ越し業者へ任せてOKなのか。気になる箇所はいくつか出てくると思います。

ここでは引っ越しが決まった際の、ウォーターサーバーの取り扱いについて紹介します。

引っ越しが決まったら「解約」か「継続」で使うかを考える

引っ越しをすることが決まった時点で、ウォーターサーバーを解約するのか、契約をそのまま継続して引っ越し先へ持っていくかを決めましょう。解約するか、継続するかで取るべき行動は変わってきます。下記でそれぞれについて確認をしていきましょう。

「解約」の場合は違約金が発生しないかを確認

携帯電話の契約のように、ウォーターサーバーも契約をすると最低の契約期間が設定されます。契約期間の設定はウォーターサーバー会社によって異なるため、自身が契約をした会社が定める期間を確認してください。

また契約期間内でウォーターサーバーを解約すると違約金が発生するため、違約金についても契約期間と合わせて確認をしておきましょう。引っ越しのタイミングでウォーターサーバーを解約しても違約金は発生しないのか、違約金を払って解約をするより、新居にサーバーを運ぶ費用の方が安くつくのかなどを考えてみましょう。

「継続」の場合は、引っ越し先で使用できるかをまず確認

現在利用しているウォーターサーバーが引っ越し先でも使えるかどうかを、必ず契約をしているメーカーに連絡を入れ確認しておきましょう。引っ越し先で使用できるかどうかというのは、メーカーが水を配送できる地域かどうかということになります。

メーカーによっては取り扱っている水(採水地)が違うため、一部地域へ配送できない場合があります。引っ越し先がメーカーの配送地域でない場合、解約の検討をする必要があるため、早めに契約をしているメーカーのサポートセンターへ連絡を入れて確認を行いましょう。

引っ越し先へサーバーを持っていくときに行うべき内容

現在利用しているウォーターサーバーを引っ越し先へ持っていくことに決めたら。何をすればいいのでしょうか？下記で行うべき内容について紹介します。

「水」の配送先住所の変更をする

引っ越し先が契約している、メーカーの配送地域であることを確認し、継続して使うことが決まれば、まずは届けてもらう水の配送先住所を変更しましょう。住所変更は、契約をしているメーカーのサポートセンターかインターネット上で変更が可能となります。引っ越し時期のタイミングによっては、すでに水の配送手続きが始まっているため、旧住所へ届いてしまうケースも考えられます。

また、ネット上で住所変更の手続きを行ったつもりがうまくできていなかった、早く変更処理をしてもらうという意味でも、できるだけ住所変更は電話連絡をもって行うことをおすすめします。

引っ越し前日までには必ずサーバーの水抜きを行っておく

引っ越し先へウォーターサーバーを持っていく際、サーバーの運送をメーカーにお願いする必要はありません。他の家具や家電と同じように、引っ越し屋さんへ頼んで問題ありません。

重要なのは、引っ越し前日までにサーバー内の「水抜き」を必ず行っておくことです。水抜きをしておかないと引っ越しの最中に水が漏れ故障の原因、引っ越し先で電源を入れた際に漏電をする可能性があります。

水抜きの方法は各メーカー・各サーバーの機種によって異なるため、取扱説明書かメーカーのサポートセンターへ連絡をして確認しましょう。

引っ越し先では電源を入れる前に取扱説明書を確認

引っ越し先では、ウォーターサーバーの電源を入れる前に取扱説明書を確認しましょう。サーバーを運んでくれた引っ越し業者によっては「すぐに電源を入れて使っていいですよ」と言われる方もいますが、サーバーが運搬中横に倒された状態であった場合、コンプレッサー内のオイルがシステムへ流れ込み故障となる可能性があります。

メーカーや機種によっては、サーバーを運搬した際には、立てた状態で半日程度放置させてから電源をつけることを推奨しています。引っ越し先へサーバーが運搬された場合、必ず電源を入れる前に取扱説明書を確認・メーカーへ確認するようにしましょう。

まとめ

引っ越しをする際のウォーターサーバーをどう取り扱うかについて紹介してきました。参考となりましたでしょうか。引っ越しが決まった場合には、サーバーの契約を継続して引っ越し先でも使うのか！それとも、引っ越しのタイミングで解約をするのかについてまずは考えましょう。