何かと話題のアルカリイオン水(電解水素水)の効果・効能
カラダに良い水としてテレビや雑誌などで何かと話題となっているアルカリイオン水。一度くらいは聞いたことがありますよね?電解水素水とも呼ばれているアルカリイオン水の効果・効能について紹介していきます。
アルカリイオン水(電解水素水)って何?
健康飲料水としてメディアや多くの家庭から注目をされているアルカリイオン水。これは水素水のひとつで「電解水素水」と呼ばれたりしています。水道水や天然水を比べて何が違うのでしょうか。
電気エネルギーを水に与えた水
アルカリイオン水は「電解水素水」だと言われてもピンとこない方もいるかもしれませんね。電解水素水が何かを簡潔に言うと、電気エネルギーを与えた水のこと。水に電気エネルギーを加える理由は、人工的に電解水素(水素水)を生成するためです。
水を電解させ水素水が生成されるとアルカリ性のイオン水へ変化します。
老化の原因である活性酸素に効果◎
アルカリ性には酸化するものを元に戻す「還元性」という特徴があります。老化原因の元と言われている活性酸素(体内で発生した酸化)を還元する効果が期待できるとして、美容にこだわる方を含め多くの方から愛飲されているのです。
アルカリイオン水(電解水素水)の効果・効能とは?
アルカリイオン水がカラダの酸化を還元させる働きがあるとありましたが、他にはどのような効果・効能が期待できるのでしょうか。下記で確認をしてみましょう。
期待できるのは「胃腸症状」の改善
アルカリイオン水を愛飲することで期待できる効果・効能は、胃腸症状の改善とされています。とある病院の臨床試験結果によると、被験者のおよそ9割が、胃もたれや胃の消化不良、胃酸過多や慢性の下痢などが改善されたことが認められました。
アトピー性皮膚炎や糖尿病の治療を目的として飲む、実際に効果があるとも言われていますが、現段階ではアルカリイオン水の効果・効能として、アトピー性皮膚炎や糖尿病に効くと科学的な実証はされていないのが現実のようです。
アルカリイオン水(電解水素水)の効果的な飲み方とは?
アルカリイオン水を効果的の飲むためにまずおさえておきたいのが、pH(ペーハー)という単位について。pHとは水が酸性かアルカリ性どちらの性質なのかを0~14段階で表し測る数値です。pH数値が高ければ高いほどアルカリ性の度合いが強くなり、0~6.0は酸性、6.0~8.0は中性、8.0以上の数値はアルカリ性となります。
一般的の方がpHを計測するのは難しいため、アルカリイオン水の正しいpH数値は公式サイトや製品ラベルに記載された数値を参考としましょう。
1日あたり500ml~1Lの量を守るのが基本
アルカリイオン水は飲む人の体質によっては、おなかが緩くなったり胃腸が活発に働き過ぎて胃痛がしたりすると言われる方がいます。そのため、初めてアルカリイオン水を飲まれる方は、まずは1日コップ1杯程度から飲みカラダを慣らせていくことをおすすめします。
また、飲み過ぎもよくありません。1日あたりで飲む適切な量は500ml~1Lとされています。この範囲内で飲むことが効果的だと言えます。
まとめ
アルカリイオン水(電解水素水)の効果・効能について紹介してきました。臨床実験で被験者の胃腸症状の改善が認められてはいるものの、飲み過ぎは胃痛の原因ともなるためおすすめできません。
また乳児には与えないことが無難。これは乳児と大人では胃腸の働きが異なり、乳児の胃を傷つけてしまうためです。