「水太り」なんかしない!キレイに痩せる水飲みダイエット
「水を飲みすぎると水太りするから」と水分を取りたがらない人がいますが、よほどの量を飲みすぎない限り、水で太るということはありません。むしろ水をしっかり飲むことはダイエット効果を促します。
今回は飲んでキレイに痩せる「水飲みダイエット」について紹介します。
水を飲むと「太る」は間違い!
冒頭でも結論として、水を飲んで太ることはないと紹介しました。具体的にどうしてそう言い切れるのかを理解するために、そのメカニズムをおさえておきましょう。まず、「太る」ということは「体重が増加」すること。
そして太る原因が何かと言えば、ずばり脂肪。1日に消費するカロリーを摂取カロリーが上回り、消費しきれず余ったカロリーが脂肪となりカラダに蓄積されていくわけなのです。このように消費カロリーより、摂取カロリーが上回る日が続くことで脂肪がどんどん増え肥満となり、結果的に体重増加となります。これまで水を飲むと太ると思われていた方は、こちらで勘違いを正しておきましょう。
水を飲むことで得られるダイエット効果
水は太るどころか、ダイエットを効果的にサポートしてくれます。ここでは、どのようなダイエットサポートの効果があるのかを紹介します。
血行促進により基礎代謝が上がる
私たちの体内には無数の血管が張り巡られ、大量の血液・リンパが走っています。心臓から送り出される血液は、カラダのありとあらゆる場所まで、食事から取り入れた栄養素・呼吸で入ってきた酸素を届ける働きがあります。
そしてリンパは、体内で発生する老廃物を排せつする作用があるのです。これらは水分不足が起きると、血液・リンパがドロドロ状態となるため血管内でスムーズに流れることができなくなり、運搬が滞ってしまいます。
水をしっかり飲むことで滞りがスムーズになり、栄養や酸素はカラダの隅々まで届けられます。また、体細胞が酸素や栄養素を吸収すると活発になり、基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がれば、消費カロリーを上げることになるためダイエットに効果的。水を飲むことで得られるダイエット効果の1つです。
便秘の解消により基礎代謝が上がる
水分を飲まなければ腸内で水不足が発生します。腸の働きが悪くなり、摂取した食べ物の消化スピードが落ち、代謝・消費カロリーが落ち太りやすくなります。
しっかり水分摂取で便を排せつしておけば、腸が常に活発に働くため基礎代謝が上がりダイエットにつながります。
ダイエット目的で水を飲むなら「硬水」がより効果的
ここまでで紹介した効果をより高めたいのであれば、水の種類は「硬水」を選ぶことがおすすめ。もちろん「軟水」でも効果はありますが、硬水のほうがマグネシウムやカルシウムといったミネラル成分が豊富に含まれているため、腸がより働き便を柔らかくします。
その他にも硬水にはミネラル成分が豊富なため、基礎代謝アップに。ダイエット目的で水を選ぶのであれば種類は「硬水」がおすすめ。
ただし人によっては、おなかが緩くなる場合も
ダイエットにとても効果的な硬水ですが、人によっては口に合わず、おなかが緩むことも。ミネラル成分が豊富に含まれているため、口に入れた瞬間重たく感じ、飲みにくいと思うかもしれません。
「硬水を飲むのはつらい」と思った場合には、無理をせず軟水で水分を取るようにしましょう。
より効果を引き出すための、水の飲み方
毎日飲むお水はカラダに負担なく、効果的に飲むほうがいいですよね。最後により効果を引き出す水の飲み方を紹介します。
1日の摂取量は2~2.5リットルで
ダイエットを目的とした場合、ミネラルウォーターは1日に2リットルを目安に飲むことがおすすめ。1回で大量に水を飲むわけではなく、朝起きてから寝るまでの間、随時水分を取りましょう。
定期的に水分補給をすることで、排せつがどんどん促され、体内が老廃物をためこまない体質へと改善します。
ダイエット目的であれば10℃くらいがおすすめ
「水を飲むなら常温」とよく耳にしますが、ダイエットを意識しているのであれば、常温より少し低めの10℃くらいがおすすめです。
これは低めの温度の水が体内に入ることで、カラダにとって良い温度まで上げようとエネルギーが使われるため。エネルギーを多く使うということは、カロリー消費をするということなので、ダイエットに効果的と言えます。
まとめ
水はダイエットに効果的であるといった内容を紹介してきました。水分は私たちのカラダにとって必要不可欠。体内で水分不足の状態が続くと、脳卒中など大きな病気へつながる可能性が出てきます。
水はダイエットにも効果的ですが、病気予防にも効果大です。積極的に水分補給を行いましょう。