水道水の残留塩素が皮膚に影響!ウォーターサーバーで肌荒れ対策
みなさんは残留塩素という言葉を聞いたことがありますか?塩素で浄水処理をして、水道水に残った塩素が「残留塩素」です。
水道水を嗅いでみると、独特のにおいがしますよね?これは塩素消毒をしているにおいです。日本の水道水は世界でもトップクラスの安全性といわれていますが、実はこの残留塩素がニキビやアトピーなどさまざまな肌荒れに影響を及ぼしているといわれています。
残留塩素はタンパク質やビタミンCを破壊する
水道水に含まれる残留塩素は、「タンパク質」や「ビタミンC」を破壊する作用があるといわれています。
そもそもなぜ水道水の消毒に塩素が使われているかというと、塩素が持つ酸化力がとても強力だからです。塩素は強い酸化力で水に含まれるウイルスや微生物などといった病原菌を死滅させることができますが、私たちの体内にあるタンパク質やビタミンCまで破壊を始めます。
残留塩素の破壊が始まると免疫力が弱まる
残留塩素は飲むことはもちろん、入浴時など水道水に含まれている残留塩素に触れるだけでもタンパク質などが破壊されてしまう可能性があります。
特に水道水を飲むときには注意が必要です。水道水を飲むと残留塩素が胃や腸の粘膜に触れ、粘膜がダメージを受けます。
粘膜がダメージを受け正常に働かなくなることにより、体内のバリアー機能は低下。さらに残留塩素は乳酸菌など体内で必要とされている菌まで死滅させてしまうことがあります。
粘膜や乳酸菌などの菌が塩素による破壊によって減少をしてしまうと、抵抗力が弱くなってしまい、空気中のウイルスやダニ・有害な菌が体内へ侵入しやすくなってしまうのです。そのため、ニキビや肌荒れが起きやすくなってしまいます。
残留塩素を避ければ肌荒れの回避・改善ができるの?
結論をいうと、残留塩素を飲まない・触れないようにしたからといって確実にニキビやアトピーなどの肌荒れ症状が改善されるかといったらそうではありません。例えば、過度なストレスや睡眠不足といった塩素以外の原因があるとするならば、肌荒れ症状の改善や回避とならないことがあるためです。
ウォーターサーバーの利用で塩素から遠ざかろう
肌に悪影響を与える原因は「ストレス」や「睡眠不足」などさまざまありますが、今すぐ自身でどうにかできるのが「飲み水」を変えること。普段水道水を飲まれているのであれば、ウォーターサーバーを導入して天然水やROを飲まれることをおすすめします。
また入浴の際に、シャワーや蛇口から出る塩素をどうにかしたい場合は、塩素を取り除くことができる専用のシャワーヘッドを利用されることをおすすめします。肌トラブルを回避するためには、塩素をできるだけ生活から切り離すことが第一歩となります。
まとめ
水道水の残留塩素についてここまで説明を進めてきました。参考となりましたでしょうか?ニキビやアトピーといった肌荒れを起こすすべての原因が水道水というわけではありません。
しかし、水道水の残留塩素は少なからず肌荒れの原因の1つとされています。ストレスや睡眠時間は環境によっては今すぐ改善できないかもしれません。
塩素を私生活から遠ざけるのであれば、ウォーターサーバーを導入するなどにより可能となります。肌にお悩みの際には一度検討をされてみてはいかがでしょうか。