【事前確認】ウォーターサーバーで注意すべき設置場所
ウォーターサーバーの契約前に考えなければならないのは、料金や水の種類についてだけではありません。ウォーターサーバーの設置場所についてもしっかり考える必要があります。
また、サーバーのボトル交換を行うため、ウォーターサーバーの高さ+50cm程度の空間が必要となると、「ここにスペースがあるから設置場所はここで」と適当になってしまいがち。ウォーターサーバーにとって問題がない場所であればそれでも構いませんが、NGな場所は意外と多いもの。ウォーターサーバーの契約前に、設置場所について考えてみましょう。
【注意】ウォーターサーバー設置で避けるべき場所
ウォーターサーバーはキッチンやリビングに設置する方が多いですが、どこへ置いても大丈夫なわけではありません。ここで紹介する場所への設置はトラブルが発生する恐れがあるため、避けるようにしましょう。
1. 直射日光が当たるところ
スペース的にちょうど良いからと、窓際など直射日光が当たる場所にウォーターサーバーを設置しがちですが、絶対に避けましょう。日光がウォーターボトルに当たることで水の劣化を早めるだけでなく、サーバー内の温度が上昇し故障の原因、さらには菌が増殖する可能性が高まります。
このような理由から、直射日光が当たる場所への設置は避けてください。
2. 高温多湿のところ
高温多湿でサーバーを稼働させていると、雑菌が増殖する可能性が高まります。また、サーバー外部・内部にカビが生えるといったことも考えられるでしょう。常に衛生的で安心したお水が飲めるように、ウォーターサーバーの設置場所はできるだけ風通しの良いところを選んでください。
3. 不安定なところ
設置スペースによっては、障害物があるなどの関係で床面が平らでなく不安定かもしれません。このような場合、新聞紙などをかませたりして平行な状態として設置したくなるかもしれないですが、転倒防止をするためにも、床面が不安定なところへサーバーを設置するのは避けましょう。
4. 屋外
ウォーターサーバーは屋内使用を想定されて製造されています。屋内スペースを使わないために、バルコニーやベランダに置かれる方もいますが、止めましょう。「屋根もあるし雨にはぬれない」と思われても、暴風による影響や虫がサーバー内に進入する、鳥がコンセントをちぎるなど…。
何かしらのトラブルを起こす可能性が考えられます。設置場所は必ず屋内で考えてくださいね。
5. 熱源の近く
ウォーターサーバーの設置場所としてありがちなのが、冷蔵庫の隣。しかし冷蔵庫もウォーターサーバー同様に電気を使ってモーターを動かすため熱を発します。故障や、最悪の場合には火災の原因となりかねないため避けるべき場所。ストーブなどの近くも、やはり熱がこもりやすい場所のため避けるのが無難でしょう。
6. コンセント付近
前述でも少し触れたように、ウォーターサーバーは電気を使って動いています。そのため、コンセントを使うことは必須。コンセントの前にスペースがあればその場所へ設置したくなるかもしれませんが、置き場所としてNG。サーバーから水を出している最中にうっかりこぼしてしまうかもしれません。
こぼした水がコンセントにかかったりすることで、火災やサーバー故障の原因になる可能性があります。
コンセントからある程度離れた場所に設置をしましょう。延長コードを使う場合には、コードが長くなり過ぎで足を引っ掛けてサーバーを転倒させるといったことがないよう、注意しておきましょう。
設置スペースがない場合は「卓上型」を選ぶという手段がある!
「設置できるスパースがない…」「それでもウォーターサーバーを設置したい!」と言う方もいることでしょう。このような場合はどうすればいいのでしょうか?
1つの案として、「卓上タイプ」のウォーターサーバーを検討するという手段があります。卓上タイプであれば、テーブルなどに設置することが可能となり、新たにスペースを必要としません。
ただしサーバーのサイズが小さくなるため、設置する水ボトルの容量も通常の床置きタイプと比べると少なくなります。使用人数・使用量と合わせて検討しましょう。
まとめ
ウォーターサーバーの設置で避ける場所をいくつか紹介してきました。キッチンやリビング・寝室と、基本的にどこへ設置しても構いませんが、上記で説明をした場所への設置は故障などさまざまなトラブルが発生することが考えられるため注意が必要。
ウォーターサーバーを導入して、快適に過ごせるよう、設置場所についてしっかり考えておきましょう。