睡眠中の脱水症状を防ごう!就寝前の水1杯でカラダがイキイキ
みなさんが毎日の生活の中で必ずと言えるほど飲んでいるのが水。一般的に「朝起きて、コップ1杯の水を飲むと良い」と言われていますが、実は「就寝前に水を飲む」こともとても重要。
「トイレに行きたくなって夜中に目が覚めそう」「むくみができそう」、だから絶対飲まないと思われている方には特に、今回の内容で意識を変えていただきたいと思います。
睡眠中も「脱水症状」を起こしている可能性がある
人はみな汗をかきます。これは起きているときだけに限ったことではなく、寝ているときも同様。睡眠には眠りの状態が浅い「レム睡眠」と、眠りの状態が深い「ノンレム睡眠」があるというのはご存じの方も多いでしょう。
このレム睡眠とノンレム睡眠は、約3時間ごとに交代しているのです。このレム睡眠からノンレム睡眠にリズムが切り替わるときに、体温を下げるために汗をかきます。運動をした後や、気温が高いときに体温を下げるため、汗をかきますよね?
それと同じです。寝ている間にかく汗の量は、コップ1杯くらいと言われており、水分補給せず寝てしまうと、睡眠中に汗をかき「脱水症状」を起こしているといった可能性もあるのです。
このような状態にさせないためにも、寝る前は水を1杯飲みましょう。
水分不足だと安眠できない
先ほどの説明のように、寝ている間に脱水症状を起こすと目が覚めやすくなり、安眠できません。そのため、睡眠時間が少なくなってしまったり、寝起きの目覚めが悪くなったりします。
水分不足で「血液疾患」となる可能性も
睡眠中に水分が失われてしまうと、血流が悪くなります。血流が悪くなってしまうと、血液ドロドロの状態で体内を駆け巡ります。ドロドロな血液は血管を詰まらせやすくさせ、最悪の場合には「脳梗塞や心筋梗塞」になる可能性もあるので注意が必要です。
就寝前の水は「美容」にも効果的
水を飲んで寝ると、血流が増え血の巡りが良くなるということがわかりました。血の巡りが良くなると、細胞が活性化されます。細胞が活発化されることで、肌にハリを与え、乾燥を防ぐのです。
就寝前に水を1杯飲むことは、美容にも効果的と言えます。
脂肪燃焼効果を促す
「寝る前に水を飲んだら太りそう」そんなふうに思われているのであれば、それは間違いです。寝る前に水を飲むと血流が良くなり細胞が活発化されると前述にもありましたよね。細胞が活発化されるということは、新陳代謝が良くなることでもあるため脂肪が燃焼されやすくなるのです。
就寝前に飲む水の、オススメの飲み方
最後に就寝前に飲む、オススメしたい水の飲み方を紹介します。
水温は常温がオススメ
寝る前に水を飲む際は、できるだけ常温にしましょう。水が冷えすぎているとカラダを冷やしてしまい、下がった体温を上げようとカラダがエネルギーを必要として、負担もかかります。
量はコップ1杯程度がオススメ
水を飲む量は冒頭からのとおり、コップ1杯程度(およそ200ml)にしましょう。あまり多く飲み過ぎるとカラダが水分を吸収しきれず、一時的に血液が薄まり疲労を感じることがあります。
就寝30分前までに飲むのがオススメ
就寝中は肝機能が日中よりも低下しているため、うまく水分を外へ排出できません。そのため、寝る直前に水分をとると、翌朝むくみとなる可能性があります。就寝30分前くらいまでに水分補給をすませておくのがオススメです。
まとめ
ここまでで、いかに就寝前に水を飲むことが大切かというのがおわかりになりましたか?今回紹介した内容の他にも、カラダにとってプラスとなることは多くあるでしょう。最後にオススメとして説明をした飲み方と合わせて参考としてみてください。
就寝30分前にコップ1杯の常温水を飲んで、健康的なカラダを目指しましょう。