ウォーターサーバーとは?

ウォーターサーバーとは?

はじめに

ウォーターサーバーと聞いてどのようなイメージをお持ちですか? 「病院に置いてある」「安全で美味しいお水」「普通のお水よりも高価」など、様々なイメージがあるでしょう。しかし近年では家庭に置いている人が多いことや、リーズナブルな価格のウォーターサーバーがあるということは、あまり知られていません。

ウォーターサーバーの歴史から紐解き、その特徴から魅力までをお伝えいたします。

ウォーターサーバーの歴史

ウォーターサーバーの歴史

ウォーターサーバーの歴史は意外と古く、その始まりは100年以上前のアメリカです。 日本のように湧水や井戸がそこかしこにあるような土地では無かったため、当時のアメリカでは安全な飲水は非常に貴重なものでした。

そこで登場したのがろ過装置つきのウォーターサーバーです。 とりわけ水道が通っていない地域を中心にウォーターサーバーは浸透していきました。

日本で広がった理由は?

日本にウォーターサーバー入ってきたのは高度成長期が安定しだした最中、1980年代の頃です。その後、企業向けとして広がりを見せました。

家庭での利用が広がったのはずっと後、2011年頃からです。この年の3月11日に東日本大震災が発生しました。この震災が引き金となり発生した、原子力発電所から放射性物質が漏れ出した事件が、家庭でのウォーターサーバーの利用者を増やしました。

なぜなら「普段の飲水にまで放射性物質の影響があるのか?」そういった不安を解消するためには、ウォーターサーバーが適していたからです。

ウォーターサーバーの特徴

ウォーターサーバーの特徴

安全なお水を求める人の声によって広まったウォーターサーバー。しかし、その特徴は安全なお水を飲めるという事だけではありません。

様々なウォーターサーバーの特徴をご紹介いたします。

安心して飲めるお水

届けられるお水は、各社が徹底して安全性を確かめたお水です。 安全性はすなわち信頼性につながりますので、ウォーターサーバーを信頼してもらうためにも、それぞれが独自の方法で安全性を確立しています。

日々の品質検査、厚生労働省や国際規格の認証がその例です。他にもサーバー自体にクリーン機能をつけることによって、ご家庭でも常に清潔な状態でサーバーを利用できるように工夫したり、ボトルに空気が入らないような作りにして、空気による劣化を防いだりしています。

とくに放射性物質に関しては、調査結果を定期的にHPで公開している会社もありますので、気になる方は調査結果を確認すると良いでしょう。

温水が利用できる

冷水機能のみのサーバーもありますが、多くは温水が利用できる機能を持っています。通常であればやかんに入れた水が温まるまで待たなければなりませんが、ウォーターサーバーならすぐに温水がでてきます。

水の温度も80度~90度程度のものが多いので、寒い日のスープやコーヒーを入れる時などにも十分に使える温度となっています。

自宅まで届けてくれる

水道水の利用は安全面が心配だという方で、スーパーからペットボトルを購入している方も少なく無いでしょう。しかし、2Lのペットボトルを持って歩くのは大変な事です。さらに、一人暮らしならともかく、家族となると折角買ってきたペットボトルもすぐに消費されて何度も買い足しに行かなければなりません。

しかし、ウォーターサーバーを契約するとお水は自宅まで届けてくれますので、重たい荷物を持ち歩く必要がなくなります。届けられるお水も7Lや12Lなど量が多いので、すぐに無くなるという心配がありません。

必要なミネラルや成分を含有

宅配されるお水の多くは、様々なミネラルを含有しています。 多く見られるのは健康増進法に基づく食事摂取基準の対象とされている13元素の内、「カルシウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カリウム」の4種類です。これらのミネラルは 配合されている量によってお水の味わいなどが変わってきます。

天然水の場合、水が地下を通り自然にろ過されている間に、ミネラルが徐々に染みこんでいきます。含有される成分は採水地によって様々で、富士山付近の採水地であれば「バナジウム」という成分を含んでいます。このバナジウムは生活習慣病の予防に繋がると注目されている成分です。その他、近年美容に良いとされている「シリカ」を含有しているお水もあります

RO水の場合は一旦キレイにろ過したお水に、オリジナルにブレンドしたミネラルを入れています。そのため、それぞれのミネラルがバランスよく配合されています。

使用時の安全性

サーバーの多くは温水に「チャイルドロック」をつけています。

小さなお子様はウォーターサーバーのような水が出たりする「機械」というのはおもちゃのように感じてしまいます。ちょっと目を離した好きに注水口付近に手を伸ばしていじってしまうかもしれません。 その際に温水が出てしまったら、やけどは免れません。

チャイルドロックは一手間を加えないと簡単にお湯が出ないようになる仕組みです。簡単には温水が出ませんので、小さなお子様が居ても安心してウォーターサーバーを置くことができるでしょう。

小さなお子様のいるご家庭であれば必ずこの「チャイルドロック」があるかどうかを確認して利用するのが良いでしょう。

低価格

安全で美味しい、その他にも様々な特徴がありますが、ウォーターサーバーは高価というイメージが根強いかとおもいます。

しかし低価格のお水も登場しており、その価格は500mlあたり40円を切っているものもあります。2Lペットボトルと比べてしまうとまだ価格は高いですが、その他の付加価値を考えれば十分な低価格と言えるのではないでしょうか。

使用する際の魅力とは

使用する際の魅力とは

では、実際にウォーターサーバーを使用する際にどういった場面で、より役に立つのでしょうか。実用性にフォーカスしてウォーターサーバーをご紹介いたします。

料理にもウォーターサーバーを

飲料水としてのイメージがあるウォーターサーバーですが、お水によっては料理でその味わいが更に引き立つものもあります。 特にミネラル分があまり多くない軟水で、弱アルカリ性のお水はご飯との相性ばっちり。炊きあがりのツヤが違います。

その他、お茶やコーヒーなどの飲み物を作るのにも、軟水で弱アルカリ性のお水が適していると言われています。

その他、温水が出るというのも利点です。朝の忙しい時間にちょっとスープでも作ろうと思ったら、鍋に温水を入れてコンロで加熱すればすぐにお湯が湧きます。ちょっとした時間の短縮ですが、朝の忙しい時間には嬉しいものです。

赤ちゃんの居るご家庭での活用

硬度の低いお水であれば、赤ちゃんの調乳用としてウォーターサーバーは最適です。 ウォーターサーバーの温水の温度は80度~90度が多く、赤ちゃんの調乳に必要な70度以上です。温水と冷水とを混ぜればすぐに調乳に必要な温度のお湯を作ることができます。赤ちゃんが泣き出してからお湯を沸かせてミルクを作ると、時間がかかってしまいますので、その点でもウォーターサーバーは調乳に適しています。

ただし、注意が必要なのは硬度の高いお水です。 赤ちゃんの内臓は硬度の高いお水では負担がかかってしまい、栄養の吸収を妨げてしまいます。また、腸への刺激によって下痢になることもあります。 そのため、ミルク作りに使うお水はできるだけ硬度の低いものを選びましょう。

おわりに

ウォーターサーバーの成り立ちからその特徴、魅力をお伝えしました。 重たいお水を運ばなくて良いことや、赤ちゃんの調乳に向いていることを考えると、お子様のいるご家庭であれば、一台あって損は無いはずです。

また、ここでご紹介したウォーターサーバーの特徴以外にも、ウォーターサーバー各社による独自の特徴も備わっています。 ぜひ、各社の特徴を確認してみてください。

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