知っているようで知らない!「純水」の種類と特徴

知っているようで知らない!「純水」の種類と特徴

みなさん、「純水」という言葉を聞いたことがありますか?普段飲まれる水を選ぶときに、一度くらいは耳にしたことがあるかもしれませんね。純水が何かを説明すると、不純物をすべて取りのぞいた水のことを言います。

実はこの純水にはいくつかの種類があるのです。今後使用するお水選びのために参考としてください。

 

種類1. 「RO水」

逆浸透膜(RO膜)と言われる特殊フィルターを使って水をろ過します。放射能物質やダイオキシン、トリハロメタン・環境ホルモンなどといった有害物質を徹底的に取りのぞいた安心・安全第一の水とも言えるでしょう。

 

「安全第一」のメリットがある

ROろ過はウイルスや細菌・微生物にとどまらず、農薬や水銀、鉛といった重金属も除去されます。さらに、セシウムなどの放射能物質まで除去できるため、原発事故以後の心配も不要です。体が小さな赤ちゃんにも安心して飲ませられます。

 

天然水と比べると味気がないデメリット面も…

とにかく安心・安全なRO水ですが、お水の味を決めるカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分まで徹底除去をしているため、天然水のような味わいは感じられません。

 

おいしさよりも「安全第一」で考える人にオススメ!

メーカーによっては少しでもRO水のデメリット面を改善しようと、ろ過をしたあとで人工的にミネラル成分を添加している場合があります。

しかし、あくまで人工的ミネラルなため自然環境で採水されたミネラル成分たっぷりの天然水と比べると、味気なく感じることが考えられるでしょう。「おいしさ」か「安全第一」か、目的に合わせて水を選んでください。

 

種類2. 「蒸留水」

蒸留水は水を沸騰させて気化した水蒸気を冷却・凝縮させることで不純物を除去した水。浄水器など通常のろ過では除去しきれない放射線物質やダイオキシンといった有害物質を取りのぞくことが可能。

水道水を沸騰させる場合は、水を殺菌・消毒するために含まれている塩素まで取りのぞかれてしまうため、使用方法や時間がたつと雑菌が増える場合があるため、注意が必要。

 

加湿器などにも使えるメリットがある

蒸留水は水道水に混じっている物質のほとんどを取りのぞくため、雑菌の繁殖を抑えます。近年では蒸留水による放射性物質やダイオキシン、環境ホルモンの除去効果が注目されています。

雑菌が取りのぞけるというところから、コンタクトレンズの洗浄用として、加湿器にも積極的に使われています。

 

購入すると高価というデメリット面も…

蒸留水はさまざまな物質、不純物を徹底排除した純水です。RO水と同様、ミネラル成分を除去しているため天然水を飲んだときのような、味わいを感じるには向いていません。

そして、天然水と比べても、購入単価が高い傾向にあります。

 

種類3. 「脱イオン水」

脱イオン水とは、水に含まれているイオン成分をイオン交換樹脂などにより取りのぞいた水を言います。水に含まれている不純物が徹底的に除去されているため、医療現場・実験現場などで欠かすことができない水をされています。

 

種類4. 「精製水」

精製水とは水道水に含まれる塩素や、カルシウムやマグネシウムといったミネラル成分・不純物を取りのぞいた水。地下水などを蒸留、イオン交換、ろ過のいずれか、またはこれらを組み合わせて精製水に仕上げます。

この精製水の用途は主に、医療・工業用として使われており、身近なもので例を挙げるとコンタクトレンズ・医療用器具の洗浄などに使われています。

 

美容効果を期待できる

精製水は医療現場でも使われている溶解剤のため、肌への浸透力が通常の水と比べるとかなり高く、敏感肌の人が使っても肌荒れを起こす心配がないとされています。

洗顔後の化粧水を使う前に、精製水を顔にパッティングしておくとその後の美容成分の浸透が良くなります。精製水はドラッグストアに行くと100円程度で購入できますので、気になる方は積極的に試してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

純水の種類、それぞれの特徴についてここまでで紹介してきました。飲むことを目的とするのであれば「RO水」を。化粧水前の下地、コンタクトレンズの洗浄の場合には「精製水」といったように、目的によって使う水を選びましょう。今回の内容が少しでも参考となると幸いです。

 

 

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